2006年5月28日 (日)

新理事及び事業担当決まる!

任期:平成18年4月1日~平成20年3月31日まで 報酬:無し

堀内正美(理事長)・大下幸夫(専務理事)・足立悦夫・上西勇・大寺眞理子(新)・加藤いつか・岸本昌市・後藤理能・下村誠治・白木利周・田中宏明(新)・中島喜一・松浦潔・松浦美佐子・山川泰宏(50音順)・井上隆文(監事)以上。

総会の様子
(毎日新聞・近藤記者)

Horiuchi8 【堀内正美ご挨拶】 

18年度の活動指針を書くために,久しぶりに机の前に座る。

・・・この11年が頭の中を駆け巡る・・・

 震災当日のこと、友人と『がんばろう!!神戸』を立ち上げた日、地元選出議員の後援会の方や地縁団体の方が事務所に殺到し、「あんた達ここで何しようっていうの?」と怒鳴り込まれたこと、・・・その友人も亡くなってしまった・・・。
道路工事会社のコールタールべったりのトラックを休日にお借りして、避難所から仮設住宅への移動のお手伝いをしたこと、サハリンで地震が起きた時、避難所にいる被災された方々から「サハリンって寒いんだろ。俺達はこうやって毎日弁当も出るし雨露だってしのげるんだから、このカイロや食べ物を送ってくれ」と頼まれたこと、仮設住宅に入居された方々に呼びかけていっしょに自治会作りをしたこと、運動会テントを使ってふれあい喫茶をやったこと、被災された方々のお仕事を作ろうと内職屋さんを回ったこと、仮設住宅から復興住宅への引越し、震災モニュメントマップづくり、震災モニュメントウォークを始めるきっかけにもなったご遺族との出会い、全国から種火を集め「1・17希望の灯り」にともしたとき、はるかのひまわりの種まき、NPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」を設立したとき、震災を遠因として亡くなられた方々のお名前の掲示が初めてできたとき、神戸市役所の分厚い壁に弾き飛ばされたとき・・・様々な出来事があった、そして多くの出会いがあった。その中にはすでに亡くなられた方も数多くいらっしゃる。
「・・・もう11年か・・・」。  
 友だちから先日もらったCDをかける。 『SOS神戸』という曲が流れてきた。この曲は震災で亡くなったバンドの仲間を想い、震災から3年ほど経った時に作ったそうだ。060526_2058001



街角に剥れかけた SOSのポスター
見てみぬふり 立ち止まる人はもういない
家を失くし 家族もそして…誰もいなくなった
途方に暮れ 何万もの人が 今も取り残されている

この怒り神戸から この想い神戸から
天まで届け!届け!届け!

更地になった 我が家見つめただ茫然と
天国に逝ったお前に…謝ることしかできなかった
忘れることと 負けないことで 必死に生きてきた
やりきれない 思いを今 正義に 正義に問いかけている

この怒り神戸から この想い神戸から
天まで届け!届け!届け!

『神戸』よ…優しすぎる友よ
もう充分だ…もう我慢しなくていいさ
悲しいとき 苦しいときは 思い切り叫べよ
途方に暮れ 何万もの人が 今も取り残されている

この怒り神戸から この想い神戸から
天まで届け!届け!届け!
この怒り神戸から この想い神戸から
天まで届け!届け!届け

 涙があふれてきた。しかしこの涙は、決して感傷的になったから出てきたのではない。いまだにこころを閉ざした方が、時が止まったままの方がいらっしゃるという現実がありながらも、時はそして社会は何事もなかったかのように歩みを止めないからだ。悲しみの涙ではなく怒りの涙かもしれない。僕はあの日あの時、絶望という暗闇の中に小さな灯りを見た。その小さな灯りは、自らが傷つきながらも他を思いやる人々のこころがかがやいていたのだ。その灯りは、『生きていることのすばらしさ』を僕に教えてくれた。

『ひとつひとつの出会いをしっかり両手で受け止めていこう』と、いま思う。
堀内正美

事業及び担当

1.震災モニュメント交流ウォーク(担当:岸本昌市):震災後生まれたモニュメント・慰霊碑・追悼碑を訪れ、地もとの方々との交流を通して震災を語り継ぐ。
【予定】34回:7月16日(日)西宮市/35回:9月17日(日)神戸市中央区/36回:11月19日(日)尼崎市(未定)

2.地域間交流・希望の灯り分灯・清掃(担当:白木利周):震災時、火災から多くの命を守ってくれた樹木,傷ついた心を癒してくれた草花に感謝し、それらを地域の方々とともに「植え・育てる」を通して「いのち」の大切 さを伝え広げていく。
【予定】:平成18年6月4日(日)丹波市氷上町福田おいやか村、など  

・「1.17希望の灯り」を全国の希望団体や個人に対して分灯し、灯を通して連携をしていく。【日時:随時】  
・「1.17希望の灯り」「慰霊と復興のモニュメント」の清掃を継続実施する。【毎月1回】(月命日前後の土または日曜日)

3.震災学習・語り部の受け入れ派遣(担当:大下幸夫):全国から訪れる小中高校の修学旅行・震災学習の支援・受入れ、および派遣。【日時:随時】

4.おやじの会(担当:足立悦夫):オヤジ達が女性の目を気にすることなく、気軽に思いのたけを話し合える場を作る。【日時:随時】

5.災害・事件・事故ご遺族相談窓口(担当:下村誠治):災害・事件・事故に遭われた方々、ご遺族の方々の電話相談窓口を継続開設します。相談窓口は、こころのケアーに関する専門家とも連携していきます。

6.子どものキャンプ(担当:小西信之):災害時の対応学習や野外キャンプの体験をともに学ぶ。

7.震災モニュメントマップ・データーベース化(担当:大寺末里子):マップのCD化やホームページの作成

8.銘板・フォーラム・1.17のつどい・広報(担当:堀内正美)

9.ネットワーク・財務・財政強化(担当:田中宏明)

10.事務(担当:大下幸夫・白木利周)                                                                       

17年度決算・18年度予算につきましては後日掲載いたします。

『SOS神戸』は、East Gate Street Bandの、タイトル『春いっぱい』に入っています(L.M.Records IM-0003)\2,000(税込)ご希望の方は事務局までご連絡ください。

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